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* |Sino-Tibetan languages|Tibeto-Burman languages|Lolo-Burmese languages| 言語類型 現用言語 使用文字 type living language writing system ISO 639-3 【lov】 言語名別称 alternate names 方言名 dialect names 参考文献 references WEB ISO 639-3 Registration Authority - SIL International the LINGUIST List Ethnologue
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主人公キャラクター ロード(主人公)について 武器について キャラクター紹介 関連使い魔 その他 ロード(主人公)について ロードとは プレイヤーの分身となるプレイヤーキャラクターのことを指す。 ゲーム中及びカード表記では「ロード」と書かれ、プレイヤーの間では「主人公」「主」と呼ばれている。 ストーリーモードでは「紅蓮の子ら」と呼ばれる存在で、前作の主人公と違い能力が不完全なのか紅蓮の瞳は片方だけとなっている。 Ver3.0時点では8組16名の主人公が存在しており、2組を除いて男女ペアとなっている。 2人1組である設定はストーリーモードや一部チャットボイスで関わってくるが、通常のプレイではほとんど影響は無い。 使い魔ユニットとの違い ゲーム開始時点で召喚されている。 死滅後は5秒で復活し、ノーコストで召喚することができる。 覚醒(+30/+30)・超覚醒(+20/+0)を行える。コストはいずれも20マナ。 装備した武器によって決定するアビリティを持つ。 主人公の種族はデッキ登録時に任意で決められる。 主人公のジョブは装備した武器の種類によって決まる。 ジョブによって決定するアーツを持つ。 マナ吸収は30コストの使い魔と同等である。非常に大きい。 敵の防衛エリアに侵入してもダメージを受けない。 コストに依存した処理がなされた際の判定が特殊。フリッカースタイルで弾かれたとき、10コストの使い魔ユニットと同じ距離だけ飛ばされる。 〔STロックブーケ〕のテンプテーションの対象になる。 〔STデス〕の死の鎧、死の剣による死滅の対象にならない。 武器について 武器とは 主人公がゲーム中で戦闘するために装備する装備品。前作と異なり「鎧」「盾」「防具」が無い。 使い魔ユニットと同様にアビリティとアーツを持つ、詳細は後述。 主人公のATKは武器ごとに異なるが、DEFは30で固定される。武器の最低ATKは15、最大ATKは30。 主人公のアビリティ 主人公のアビリティは武器によって決定する。この内召喚時アビリティは主人公が戦場にいる限り常時発動している状態である。 武器のアビリティについては武器データを参照。 主人公のアーツ 以下の3種類のうちひとつを使用できる。こちらも装備する武器によって決定する。 消費マナ量は20で、対象は主人公自身。武器のジョブによってアーツ効果が固定されているので、以下の3種類のみ。 ジョブ 名称 効果 効果時間 アタッカー 緋剣 自身のATKを50上昇させる。 30c ディフェンダー 紫晶甲 自身のDEFを50上昇させる。 30c マジシャン 疾蒼 自身の攻撃間隔を短縮する。 30c 主人公の服装 キャラクタービジュアルではそれぞれ個性的な服装をしているが、戦場での服装は男主人公と女主人公で、それぞれ統一されている。 服装のバリエーションはジョブによって変化する。女主人公のマジシャンはマジックハットをかぶる。 ちなみにアバタービジュアルが3Dモデルに適用されることはない。 ユニットアイコン、覚醒の演出などはアバタービジュアルで表示される。 キャラクター紹介 基本情報やサンプルボイスは 公式サイト を参照。 コンビは性別の順序で決まっているわけではなく、右目に紅蓮の瞳を持つ者→左目に紅蓮の瞳を持つ者という順序で配役されている。 キャラクターの説明はストーリーモード、設定資料を参考にしている。設定資料の詳細は画集「紅蓮」に掲載されている。 開発秘話のリンク先は浅尾祥正氏(LoV3開発ディレクター)Twitterのツイートページへ移動する。 ギデオン 紹介 本名はギデオン・バン・デール。相棒使い魔は〔Cセルディッド〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 レム聖騎士団の生き残り。アンジェラとは兄弟のように育てられた。 父親を目の前で殺され、彼は紅蓮皇帝に復讐を誓う。やや直情的だが澄んだ正義感を持つ少年。 誕生日は1月15日。耐久素振りが得意。女性が苦手。チャットボイスではやたら叫ぶ印象を持たれる。 余談 16人の中でも主役格のように見えるが、少なくとも設定上は聖騎士団の生き残りというだけで紅蓮皇帝との特別な接点はない模様。 ただしストーリーではギデオンがメインキャラクター視点となる場合が設定上自然であり、 他の主人公がメインキャラクターになった場合は、抜けた枠の穴埋め役をしている。※レムギアの牙枠もしくは男性枠 その場合は他主人公が他ストーリーで本来担当する使い魔を使っている。 そのお陰で刺されたり急に裏切ったり百合っ娘に嫉妬したりと忙しい立場であった 開発裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 アンジェラ 紹介 本名はアンジェラ・リューク・オリオン。相棒使い魔は〔Cかまいたち〕で、ストーリーモードでは皇帝軍に所属。 マナ信仰を司るマギナレム大神殿に仕える神官。ギデオンとは兄弟のように育てられた。 神官ではあるが若さゆえか盲信的ではなく、教義と現実との間に揺られている。おっとりしてやや天然も入った性格だが芯には強さを持つ。 誕生日は2月5日。温泉が好き。お酒にかなり弱い。 余談 このゲームの正当ヒロイン役(プロデューサー発言)。 ストーリーではギデオンと同じくメインキャラクター視点となる場合が設定上自然であり、 他の主人公がメインキャラクターになった場合は、抜けた枠の穴埋め役をしている。※皇帝軍枠もしくは女性枠 その場合は他主人公が他ストーリーで本来担当する使い魔を使っている。 そのお陰で敵味方の立場が安定しない ヒルダ 紹介 本名はヒルダ・ヒースランド。相棒使い魔は〔Cフェンリル〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 大陸北方・サガン地方に暮らす部族の村娘。村民はバルドの属していた傭兵団と共に全滅し、取り残されたヒルダはバルドに救出される。 とても臆病で他者を労わる優しい性格だが意思は太い。小柄ながら実はナイスバディ。 誕生日は3月3日。占札が得意。死んだ魚のような目をしている人が苦手。 余談 LoV2の携帯小説に「ヒルダ」という同名の少女が登場する。 ヒルダという少女が登場する話はフェンリルの物語であることと、 LoV3のヒルダの相棒使い魔がフェンリルであるという共通点があるものの長らく関係性は不明とされていたが、 ~黄昏の咆哮~のフレーバーテキスト上でこの「ヒルダ」が転生した存在であることが示唆されている。 バルド 紹介 本名はバルド・アルコ。相棒使い魔は〔Cアエロ〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 一人取り残されたヒルダを救出した傭兵見習い。傭兵団を壊滅させた仇を探し続けている。 クールな壮年枠であり、全主人公唯一の髭男爵である。自分でもおっさんと呼ばれるのをネタにしている。 腕っぷしは強いが実は非常に思慮深い性格で、己との葛藤が垣間見える台詞が多い。 誕生日は4月10日。料理が得意だが、幼虫料理のようなおぞましいものは苦手。 余談 壊滅した傭兵団の名前はヘルマン傭兵団で、団長の名前はヘルマン。 相棒の使い魔となるアエロ、その下の妹が失踪した件にバルドが絡んでいるらしい。 アエロは妹を探すためにバルドと契約を交わした。 ストーリーでは、落ち着いたチャットと、頻繁にロードを励ます姿からは想像できないあるやらかしをすることとなる。 アズーラ 紹介 本名は不明。相棒使い魔は〔Cサマエル〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 暗殺組織に育てられアサシンとして生きてきた。 無口に淡々と任務をこなすその様は冷徹に見えるが、組織ジグラドへの不信から己の生きる道に惑い、組織からの脱出を試みた。 フードで頭を覆っているため分かりにくいが髪の量が非常に多く、アバターカスタマイズによっては全く印象が違う外見になる。 ちなみにゲーム中は主人公の衣装が性別とジョブによって統一されるため、フードは外している。 誕生日は5月6日。木彫りが好きで、談笑が苦手。チャットボイスなどの内容からボーッとしているイメージを持たれている。 好きな食べ物はジグラド携帯食料7号(甘いらしい)、嫌いな食べ物はイージアと同じくジグラド携帯食料12号(生臭いらしい)。 余談 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 イージア 紹介 本名は不明。相棒使い魔は〔URプルートー〕で、ストーリーモードでは皇帝軍に所属。 アズーラ同様、ジグラドで暗殺者として育てられた女性。 組織から課せられた過酷な訓練と任務により、人間的な心、感情に疎い性格となってしまっている。 …のだが、チャットではアズーラよりよっぽどギャグや柔和な発言が多く"普通のいいお姉さん"という声多数。心を取り戻した後の設定か? 通常時が暗殺者らしいスタイルだからかカスタマイズは他女性キャラより露出度が跳ね上がる衣装が多い。 誕生日は6月17日。猫が好きで、絵画が苦手。 好きな食べ物はジグラド携帯食料3号(辛いらしい)、嫌いな食べ物はアズーラと同じくジグラド携帯食料12号(猫は好みらしい)。 余談 公式生放送LoV☆すたで担当声優が出演された際、イージアを模したパペットの「イーちゃん」が登場した。 放送中に担当声優とイージアが描いたイラスト(?)が公開されたが、イージアの絵画の実力は担当声優の画力と同じという設定となった。 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 ジュリア 紹介 本名はジュリア・フォウ・ユリシラ・メトキオール。相棒使い魔は〔SRオーディン〕で、ストーリーモードでは皇帝軍に所属。 紅蓮皇帝に真っ先に恭順したために領民に疎まれて死んだ「売国王」の娘。イスカルとは兄妹。 父の正しさを証明するために剣を取る。高飛車なお姫さま気質ながらやや不器用なので何事にも必死な面もある。 ややブラコンで本心では兄をいつも気にかけているようだ。いわゆるツンデレ系。 誕生日は11月1日。オシャレが好き。座学が苦手。 余談 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 生い立ち イスカルの項目で記述 イスカル 紹介 本名はイスカル・フォウ・エリッツ・メトキオール。相棒使い魔は〔Cヘラ〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 「売国王」クレール・メトキオールの王子。ジュリアとは双子の兄妹。 ジュリアと違い父の行いは王としてあるまじき行為と断じており、父の恥辱を雪ごうと反乱軍を自ら指揮する。 尊大に見えるが、新たな指導者としての気負いが見える発言も多く、時たま地の自分が出る事も。父への複雑な感情も垣間見える。 ネタ性の高いチャットの中で一番初めに注目されたキャラクター。特に気迫の督声は味方を戸惑わせることも。 誕生日は11月1日。イチゴが好きで、トマトが嫌い。 余談 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 余談 ジュリア イスカル共通 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 生い立ち(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 / その4 / その5 / その6 / その7 / その8 / その9 その10 / その11 / その12 / その13 / その14 / その15 / その16 / その17 / その18 スキピオ 紹介 本名はスキピオ・クロロ。相棒使い魔は〔Cオオモノヌシ〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 最後まで紅蓮皇帝に抵抗を続けた海の民ヤシュ族の少年。直情で元気、深く考えない性格。 皇帝の計略による山の民ガオ族との戦いで族長である養父を失い、その意思を受け継いでの抗戦を決意する。 ガオの族長の娘ディードとは喧嘩友達の幼馴染。ただ他コンビにおけるストーリーだとこの二人の特別な会話は何故か少なめ。 誕生日は7月23日。海や素潜りが好き。青物の魚などが苦手。 スキピオはヤシュ族の人々に青物を食べさせられていたらしいが、他のヤシュ族の人々も皆青物が苦手らしい。 余談 生い立ち(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 ディード 紹介 本名はディード・ガガル。相棒使い魔は〔Cとうてつ〕で、ストーリーモードでは皇帝軍に所属。 山の民ガオ族の族長の娘。皇帝の奸計による部族抗争で父が死に、族長として仲間を背負って立つ。 ヤシュ族のスキピオとは幼馴染で性格も似ているが、彼女の方が立場もあってか思慮する事が多い気質のようだ。 女の子っぽくない事をややコンプレックスにしており、他の女主人公を羨む台詞がある。 誕生日は8月12日。狩りが得意で食べるのが好き、肉ならなんでも好む。青物の生野菜は苦手。 余談 最強部族の女の子ではあるが、筋肉がすごいとかではなく雌豹のようにしなやかな戦い方をする。 柔よく剛を制すといったところである。 生い立ち(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 / その4 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 黒曜 紹介 本名は朱御山 黒曜(あけみやま こくよう)。相棒使い魔は〔R白虎〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 東方の島国「朱夏」の領主の娘。紅蓮の右目から幼きより"呪われた子"として幽閉され、その後紅蓮皇帝への生贄として大陸に流される事に。 幽閉生活の悲しみを癒したのは、付き人として宛がわれた城勤めの少年、琥珀であった。 ゆったりとした雰囲気通りの大和撫子な姫様だが、荒事にも動じず肝っ玉が据わっているところもある。 味方のアルカナを破壊しようとするなど一線を超えた天然ボケを披露してくれたり、鈍いモーションにいちいち謎の大物感があるなどネタに困らない。 誕生日は9月8日。花札や空想が得意。ひとり歩きが苦手でよく迷子になる。 余談 主人公の中で一番小柄な貧乳キャラクターであるが、黒曜がもつ大物感は主人公一とも言える。 そのせいかユーザーによる貧乳キャラに対してのいじりが黒曜ではなく、3番目に貧乳なジュリアに向けられていたりする。 (2番目に貧乳なテレーゼはいじられても、性格上彼女は無反応なため) 生い立ち(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 / その4 / その5 / その6 / その7 / その8 / その9 / その10 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 / その4 / その5 琥珀 紹介 本名は月如 琥珀(げつじょ こはく)。相棒使い魔は〔SR風魔小太郎〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 大陸の東の方にある朱夏国の武家の子。幽閉されていた黒曜姫と邂逅して側人となり、"生贄"となって流刑される際にも同行する決意を固める。 姫を盛り立てながらも、姫の飾らない明るさに触れて逆に何かを得てきた。やや呆け気味の姫に対し、お堅い性格と心配性がたたっている面も。 命名は双方石の名でありつつ「黒」曜に対する琥「珀」と思われる。ちなみにカスタマイズには某ジブリの龍神にしか見えないものも。 誕生日は5月28日。修行が好き。黒曜がよく迷子になることに加えて、隠れた人を探すのが苦手。 余談 琥珀の担当声優はLoV3のユーザーの一人。 公式生放送LoV☆すたで実際にプレイをする様子も放送された。 裏話(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 アルス 紹介 本名はアルス・ランジーニョ。相棒使い魔は〔Rマニカ〕で、ストーリーモードでは皇帝軍に所属。 南の都市アルギアの貧民街を仕切る盗賊団「蒼骸団」の敏腕な跡継ぎ。父の力に一切頼らない意思を貫く。 盗賊団屈指の凄腕であるヴォルフや魔物憑きの少女マニカと共に裏社会で生きてきたが、姿を消したマニカを追って戦いに身を投じる。 頭脳的に目的を達成する事を信条としており、それに見合った高い実力を持っている反面、不遜な物言いも多い。 いわゆるメガネ担当。ちょび髭などのジェントルマン系のアバターにもなれるし、ギャグなつるハゲなどもあり懐が無駄に深い。 ストーリーモードでメインキャラクターにすると、ストーリーの設定上、マニカがエキドナに差し替わる。 誕生日は2月22日。ティル(チェスのようなもの)やヴォルフを騙すのが得意。 好きな食べ物はオリーブの塩漬け。嫌いな食べ物はキュウリの発酵付け。 マニカがキュウリをオリーブと間違えてくすねてきて、アルスとヴォルフを苦しませることもしばしば。 ヴォルフ 紹介 本名は不明。相棒使い魔は〔Cタロス〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 アルギアの裏町を根城にする盗賊団「紅狼団」のリーダー。義に厚く、お墨付きの腕前から仲間には信頼されている。 親友のアルス、マニカと共に貧民街の裏社会を制してきたが、消えたマニカを追って戦乱に身を投じた。 同じく腕っぷしが良いバルドとは違ってイケイケのガテン系で爽快な性格。 このコンビのストーリーはあくまでマニカを追うストーリーなので残念ながら別方面で濃厚な展開にはならない…。 誕生日は10月4日。喧嘩が得意でアルスの扱いも上手い。 好きな飲み物はラム酒。嫌いな食べ物はキュウリの発酵付け。 マニカと同じくオリーブとキュウリを見間違えてるようである。 余談 生い立ち(浅尾祥正氏のTwitterより) その1 / その2 / その3 / その4 / その5 / その6 / その7 / その8 / その9 / その10 / その11 / その12 / その13 テレーゼ 紹介 本名はテ・レーゼ。相棒使い魔は〔Cミリア〕で、ストーリーモードでは皇帝軍に所属。 自由都市リンドラの墓所に隠れ住む魔導師に生み出された"半妖"の少女。 文字通り人外な戦闘力を誇るが、人としての感情は希薄で、それを取り戻そうとする意志も大きくはなかった。 保身のために魔導師はテレーゼをさっさと皇帝軍へ捧げた。彼女は皇帝軍としての戦闘の最中においてテオと運命の邂逅を果たす。 相棒使い魔がミリアという点は前作のサキュバスの設定と照らし合わせると、紅蓮皇帝の正体も何となく察しが付く。 いわゆる無口無表情無感情キャラ。感情は希薄という設定だが台詞は素直なのでチャットは扱いやすい。 誕生日は12月25日。テオちゃんが大好きでテオちゃん以外全て苦手。…後に判明したが、甘い果物やチェリーパイ、単純な動作の繰り返しが好き。 余談 LoV3におけるマスコットキャラクターの一人。イベントでは公式のコスプレイヤーが登場することも。 公式サイトでは初心者指南ページの担当もしている。ただ、その役目はお茶目な行動を繰り返すテオへの突っ込みである。 テオ 紹介 本名はテ・オ。相棒使い魔は〔Rガープ〕で、ストーリーモードではレムギアの牙に所属。 リンドラの魔導師が生み出した"半妖"の少女だが、失敗作の烙印を押されて赤子の頃より見世物小屋へ売られていた。 この不遇な生によってか攻撃的な性格。ただし口こそ悪いが仲間への情は相応に持ち合わせているようである。 テレーゼと違って自身の出生・境遇への反発心が非常に強く、あくまで人間であろうとする。 おそらく数的には一番人気のキャラ。チャットのほとんどが暴言なので誤解を生みやすく使用者がハラハラ。しかし自己責任。 誕生日は12月25日。プロフィールはテレーゼ談かつ本人は否定しているが、チャットボイスなどから全てが嘘ではないだろうと思われる。 チェリーパイと可愛いものが好きで、ニンジンと人に優しくするのが苦手。刺繍が得意。 余談 LoV3におけるマスコットキャラクターの一人。イベントでは公式のコスプレイヤーが登場することも。 公式サイトの初心者指南ページの担当もしている。ただ、その役目はコスト90のみの編成やディフェンダーのみの編成を組んだり、逆サイドの救援にロロを単身送り込んだりとボケ担当である。 ちなみに、指南ページのできたver3.1現在コスト90の使い魔は4体しか居なかったが、最終的には7体以上登場した。 そしてオールコスト90のデッキが大活躍できるステージまで登場した。 現代稼働中の4でも5体存在する。…がさすがに迷惑なので使い魔の総コストはほどほどに。 人気のお陰か紅蓮の子ら女性陣でフィギュア化を果たしている。 関連使い魔 ギデオン パートナー セルディッド その他 パーシヴァル トリスタン ガラハッド ロビン・フッド ギーブル エヴァンスール アンジェラ パートナー かまいたち その他 ガレアード フィンテール ストレンジャー 魔海侯フォルネウス ヒルダ パートナー フェンリル その他 ヒースロウ グレート・ハーロット レッドライダー バルド パートナー アエロ その他 オキュペテ ストレンジャー ノエル アズーラ パートナー サマエル その他 イリアーナ マリー・ルー ベドラム イージア パートナー プルートー その他 ゴグモンド リータ・パティス ジュリア パートナー オーディン その他 ゲルニア ストレンジャー デス イスカル パートナー ヘラ その他 クリシュナ クピド ストレンジャー ロックブーケ ワグナス スキピオ パートナー オオモノヌシ その他 キマ アプカルル ハルフゥ ヴィーナス ストレンジャー シェラハ ディード パートナー とうてつ その他 ミトラス ガイア ストレンジャー 魔戦士公アラケス 黒曜 パートナー 白虎 その他 混沌幼生体 ヤツフサ ストレンジャー 魔炎長アウナス 琥珀 パートナー 風魔小太郎 その他 九尾の狐 ツクヨミ アルス パートナー エキドナ その他 ティルミィ アナンタ グレナン ストレンジャー 魔龍公ビューネイ ダンターグ クジンシー ボクオーン スービエ ヴォルフ パートナー タロス その他 卑弥呼 ドゥルガー ニーミア ストレンジャー サルーイン テレーゼ パートナー ミリア その他 オーベロン リドルリドル テオ パートナー ガープ その他 ギュルギュル アレイスター チリアット ドゥクス 太公望 レムギアの牙と同行 アテナ ニケ キュベレー その他 主人公の身体比較 浅尾祥正氏が主人公のデザインを担当したタイキ氏との相談で決めたらしい。 身長:浅尾祥正氏のTwitter 胸囲:浅尾祥正氏のTwitter 身長 男性 女性 高 バルド、アズーラ アルス、ヴォルフ ギデオン、イスカル イージア 琥珀 スキピオ アンジェラ、ジュリア ディード、テレーゼ、テオ 低 ヒルダ、黒曜 胸囲 女性 大 ヒルダ アンジェラ、イージア ディード テオ、ジュリア テレーゼ 小 黒曜 コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします アビリティ一覧ほしいです -- (名無しさん) 2013-10-13 00 02 33 キャラ説明無いのか -- (名無しさん) 2013-10-16 18 41 50 単一アーツなのか全体アーツなのか知りたい -- (名無しさん) 2013-11-07 10 51 41 主人公のアーツは単体、主人公のみ対象です。 -- (名無しさん) 2013-11-21 15 58 17 ストーリーのstage1でギデオンが「ギデオン・デール」と名乗っていました。あと、同じくstage1でアンジェラが「アンジェラ・オリオン」と名乗っていました。 -- (名無しさん) 2014-08-23 23 19 27 覚醒、超覚醒時の主人公の能力値が知りたいです(武器の攻撃力ごと) -- (名無しさん) 2015-12-31 21 28 22 黒曜のCV説明は大事だろ -- (名無しさん) 2015-12-31 21 29 38 琥珀はミリア結婚されたこねたも -- (名無し) 2016-05-22 02 07 10 浅尾さんがバルドの誕生日にバルドの生い立ちについて話していました -- (名無しさん) 2016-05-23 02 21 46 アルスとヴォルフ某推理アニメで濃厚すぎる関係になってしまったべ! -- (名無しさん) 2016-09-21 02 47 40 名前 コメント すべてのコメントを見る
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がいかにけ【登録タグ 音か 音源ライブラリ】 名前の読み:がいか にけ 中の人:ウズヒコ 音域:F3~B4付近推奨 好物:ずんだ・豆乳 服装:目玉模様付猫耳パーカー 髪の色型:黒 目の色形:黒 身体:可変無性「雌雄の別なぞ飾りです」 身長 レイジングスピリッツに乗れるよ!(140~195cm) 体重 400ml献血できるよ!(18~69才/男女とも50kg↑) MMDモデルが2種類配布されている(通常の黒ロングパンツverと、中の人ご要望(下記参照)のデニムver)。 もしカコイイお姉さんで描いてもらえるならデニムホットパンツにショートブーツとかコンバースで ふともも~ふくらはぎをいい感じに描いてもらいたいとかほざいてみるてすt ( ゜∀゜)o彡゜生☆足!生☆足! (音源配布所のコメントより) リンク 無響室_3 00a.m.(中の人ブログ・音源配布所) Twitter(凱歌ニケBot) 使用ライブラリに「凱歌ニケ」を含む楽曲 いつかの夕暮れ、帰り道 立ち向かえ!君はカッコイイ!
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[6 52 47] ニケにゃんの発言 いつも11時から18時までケーブルアニメかかさず見てたのに最近1つも見れてない死ぬ [6 53 53] ニケにゃんの発言 お前だってお前だってだってしゅごキャラ見れないんだぜ?あむちゃん拝めないんだぜ?キャラなり!アミュレットハート!が見れないんだぜ?つまり俺はもう死んでいる だそうです。誰か労わってやってください。 [2 52 38] ニケにゃんの発言 ゲーム相手に本気すぎるって?逆にゲームですら本気になれない奴は何で本気になれるんだろう。そう思うと俺はもしかしたら本気を出せばまともに生きられるんじゃないだろうかと錯覚できる。その錯覚を糧にゲームを本気でプレイする。本気で。 だそうです。プッ [2 10 40] ニケにゃんの発言 54の下半身判定が小さすぎて誤クリックしたらエッチって言われた 何の話だよ。 [0 44 11] ネジたんの発言 主催者が複数の武器を所持することが前提だけれど・・・そこはリング8000の私にまかせてv [0 44 29] ニケにゃんの発言 20回まわせるよ! ネジたんの発言 ううん、40回まわせるよ^^v
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未実装ニケ ストーリーやイベントに登場してるものの未だに(プレイアブルで)未実装のニケとヘレティックを紹介します。 これらのニケが全て実装されるとは限りません。 ※リーカーによってリークされたニケについては扱いません。 アークレンジャーブラック アーク市民に大人気のヒーロー、女神戦隊アークレンジャーブラック見参!! まさかの立ち絵付き。 そもそも人間なのかニケなのか、アークレンジャーはフィクションなのか実在するのか? 意外なところから謎の存在が出てきました。 マナ M.M.R.所属ニケでストーリーイベントによく出てくる。 当初は人間かニケか言及はなかったが前哨基地のニケ向けのBARで飲んでたりとニケである可能性が高い。 ルージュ コインラッシュでディーラーを務める。 CHAPTER.22では研修中だったため未登場、イベント「Bunny X 777」が初登場となる。 ジュン 名前のみ登場、ルージュと一緒に研修に行っていた。 777部隊は仏語で色を表した名前になっており、ジュンは黄色のjaune(ジョーヌ)と思われる。 リアン ミシリスのCEO,シュエンの側近。 秘書のような立ち振舞だがシュエンの事を尊敬してる様子はなく、聞こえてないと思うとクソガキ呼びしていたり他のミシリス製ニケ同様にシュエンをクソガキだと思っているようだ。 ヘレティック確保作戦で人知れずアンチェインド弾を回収したりと有能な立ち回りを見せる。 クレイ リワインド部隊所属のニケ。 ベイと共にアークを盛り上げるチアリーダー。 運動神経はあまり良くないらしい。 パピヨン バーニンガム副司令付きの専属ニケ。 副司令は専属のニケをつけることができる。 彼女はバーニンガム司令の命令でアンチェインドを探すカウンターズに同行しモダニアの情報を手に入れようとしていた。 しかしエデンでドロシーとの取引の過程で人質として軟禁されることになる。 アイン スクールサークル所属の学生ニケ。 M.M.R.附属高校の1年生でライの後輩に当たる。 ルピーのファッションブランド、ルシェーへの内定が決まっている(?) ツヴァイ スクールサークル所属の学生ニケ。 M.M.R.附属高校の2年生でライの後輩に当たる。 真面目な性格ではあるが試験などの本番に弱い性格を気にしている。 ルマニ ライフトニック所属ニケ。 主に総合体育館の突発イベントに登場。 ジムのインストラクターをしている。 K シージぺリラス所属ニケ。 Dの相棒でターゲットの観察をするDとともにターゲットの身辺調査を行う。 祝 実装!! トロニー エネルギーの管理と制御を担うエレクトリックショック部隊所属ニケ。 ハンマリング 鉱石の採掘を得意とするハンマー ドリル部隊所属ニケ。 CHAPTER27から登場。 ドリリー 鉱石の採掘を得意とするハンマー ドリル部隊所属ニケ。 CHAPTER27で名前のみ登場。 リヴァリン 荷物の運搬を得意とするパスファインダー部隊所属ニケ。 CHAPTER27から登場。 フラジャイル 荷物の運搬を得意とするパスファインダー部隊所属ニケ。 CHAPTER27で名前のみ登場。 フローラ 植物に関係するボタニックガーデン部隊所属ニケ。 CHAPTER27で通信越しで登場。 エニックが制作、運用するニケ2体 ヘレティックの再来に備え圧倒的な力を持つニケの制作を提案、バーニンガム副司令に承認されました。 エニックによれば完成まで1週間。 ヘレティックをアークから追放後、カウンターズがレッドフードの故郷(片道3日)に行って戻って、更に地上奪還のためにもう一度行ってるので9日以上は経過してると思われます。 既に完成していると思われるエニック製ニケ、果たしてその性能は?今までのニケとは何が違うのか? E・H(エリシオン・ハーパー) テロ組織、エンターヘブンリーダー。 穏健派ではあるが今までの行いの贖罪にと自分のニケ化をイングリッドに依頼、了承されます。 未だにエリシオンとの関係が不明でまだまだ背景が掘り下げられる可能性が高い人物です。 ラプンツェル(第一次ラプチャー侵攻時) スノーホワイト、紅蓮と同じく過去の姿が現在と異なる一人です。 上記の二人がスキンではなく新ニケとして実装されたのでラプンツェルも···!? チャイム ヴァイスリッター所属のピルグリム。 クラウンを王と崇め料理や身の回りのお世話をしているがどこか抜けている。 語尾に「のだ」と付くが、ずん◯もんではない。 祝 実装!!クラウン ヴァイスリッター所属のピルグリム。 王国の王だがちょっと抜けている。ちょっとではすまないかも。 パイオニアの依頼でマリアンを預かっている。 ナユタ LAST KINGDOMに名前のみ登場。 パイオニアやクラウン王国とは協力関係にある模様。 過去にエデンに居たピルグリム 既知のピルグリムなのか未登場のピルグリムなのかは不明ですが一人ではなく複数人居た模様。 リバーレリオ クイーンに仕えるヘレティック。 ニヒリスターのピンチに助けに入るがニヒリスターの言動に疑念を抱き「クイーンはいつも見ている」と警告する。 インディビリア 過去にメティスとアブソルートと戦い撃破されたヘレティック。 その破片はマテリアル・Hとして侵食したニケを吸収し復活を狙っていたが回収、M.M.R.に収容される。 ニヒリスターの策略によりアーク内で完全復活した。 アナキオール フェアリーテールモデル、シンデレラがヘレティック化した姿。 レッドフードらゴッデスに撃破されているが、その後アンチェインドの実験に使用されていたことが研究所の資料に記されていた。 現在のところ生死不明。 ラクダのニケ クラウンとチャイムの馬、トロンベかと思えるがラクダには見えない。 そしてクラウンとチャイムについては04の遺失物で語られていることから別のニケと思われる。 フリージア まだニケになったか確定してませんが本人はニケになる気満々。 レッドフードは簡単に決めないほうがいいと忠告しましたがそれでも「絶対ニケになる!」と譲りません。 100年以上前の人物なのでニケになっていればパイオニアやルドミラに匹敵する古いニケとなりそうです。 棺を背負ってるニケ 下記のグレイブと思われる。 グレイブ クリスタル地帯で活動するヘレティックなのかピルグリムなのか不明な存在。 身の丈以上の大きさの棺とセブンスドワーフと呼ぶ武装を扱う。 棺の中にはなんと・・・。 死亡しているニケ ユ・ヒョンソク氏はインタビューで「侵食前のマリアンのように既に死亡もしくは居ないニケの実装は難しい」と述べています。 以下は故人であったり存在が消滅してしまったニケを挙げています。 マリアンのようにヘレティックを経て別個体としてなら可能性はありそうですが、そのままの姿の実装は難しいでしょう。 マリアン マリアンの実装を要望する声が高いことは運営も把握しているそうです。 しかしスタッフ全員がマリアンの物語を大事にしており、そう簡単にマリアンを実装させることはできないとのこと。 人気があるからと言って安易に生き返らせたりしないところがNIKKE運営のいいところだと思いますよ! リリーバイス 既に故人な上に物語における特性上からプレイアブルニケとしての実装は非常に難しい一人。 しかしクイーンとリリーバイスの関係に「様々なギミックで隠してきたが、そろそろ解答を出そうと思う」とユヒョンソク氏によって言及されました。 近々再登場する可能性が高そうです。 薔花 紅蓮の姉、薔花ですがイベントストーリーで死亡。 他の近接戦闘部隊隊員は紅蓮が埋葬しましたが薔花の亡骸は本部により回収されその後は不明。 SNSではハードモードクリア後の紅蓮の独白が薔花が敵として復活するフラグのようだと話題になりました。 故人のニケの中では一番実装の可能性が高いかも? ピナ ユヒョンソク氏が述べた死亡しているニケの実装は難しい、その例の一つとして挙げられたピナ。 運営から明確に実装が否定されたため見込みはないでしょう。 番外編 SSRラピ
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☆5 ニケの弓 武器タイプ 特殊 弓 混乱付与 説明 勝利の女神ニケの加護を受けた弓。 レベル HP 攻撃 防御 射程 攻撃速度 1 +300 B B 2 3 B+ 4 5 B+ 40 +400 B+ B+
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スレ主のニケ◆RBG4ZdwTP.がニケ史を語りだしたのは2ギップリャからです [2ギップリャ] 墓参り…というのは、和音の以前の友人で、 生きていれば今年で二十歳になった子だ。 死にたい、が口癖だったので、逆に大丈夫そうな気がしていたら、 不意を突かれた。らしい。 ふたなりというとGIDと似たようなものに思えるかもしれないが、 当事者にとっては、まったく別のものだ。 だから、俺や和音のようにGIDの交友が多いのは、 むしろ少数派なのだろうと思う。 半陰陽は、判明した時点、つまり早ければ産まれてすぐに、周囲が勝手に対策を考える。 だから、本人がするのは最終的な決断くらいなことも少なくない。 GIDは体には異常がないので、周囲には分からない。 だから、自分で悩んで生き方を決めないといけない。 その決断が早くできたとしても、行動に移せるのは普通、大人になってからだ。 俺がGID、性同一性障害というものを知ったのは、10歳になる頃だった。 カミングアウト。 というのは、GID用語として使う場合、 「周囲に自分がGIDであることを告知する」 という意味だ。 GIDの当事者にとって、これは大きな壁になる。 親には反対される事が多いし、友達を失うかもしれない。 好奇の視線にさらされたり、変に気を遣われて傷つくかもしれない。 だがこれが半陰陽だと、逆になる。 俺は親から、「カムアウトされる」側だった。 俺は難しい本を読んだ時のように、頭にもやがかかっていた。 おとうさんとおかあさんに聞かされた話は、 子供だった俺の想像力の限界を超えていたからだ。 両親はよくわからない、白昼夢のような事実を俺に話した。 それから俺に、どちらの性別で生きるのかを決めるように、と言った。 普通、半陰陽が判明した時に本人が物心ついていなければ、 性別は親が医者と相談して決めることが多い。 うちの両親は敢えてそれをせず、俺に残したらしかった。 両親の判断が、俺にとって幸いだったのか不幸だったのか。 今の俺はまだそれを論じることができないが、 当時の俺はそれを恨んだ。 自分は、今までもこれからも男である。 その常識を疑おうなど、考えたこともなかった。 だから今思うと自分で情けない話だが、 俺はそんなことで自分が苦しみたくなかったのだ。 そんなことは親に任せて、できれば知りたくもなかった。 が、俺はとにかくその権利を得てしまった。 二次性徴が始まる前。 今のうちなら、女として生きる選択もできる。 そして、今それを決めないといけない。 自分は男でも女でもない。 ただそれだけのことでも、当時の俺にとっては重大な悩みになった。 自分は男だと思っていたし、そうしてきた。 それでも、ためらいなく男を選ぶことはできなかった。 なぜなら、俺には「不審な点」が多かったからだ。 遊びの嗜好や服の趣味から、思い出せる自分の言動、 あの時の行動、いつか考えたこと、悩んだこと。 考えれば小さな不審はいくらでも現れて、 俺はそのたびに混乱に陥った。 俺は自分の問題について親や医師から聞いたり、調べるうちに、 性同一性障害という言葉をよく見かけるようになった。 俺はその症状と対処から、自分の行き先を想像した。 が、それ以上のことについては、俺の知恵は及ばなかった。 俺は結局、「男」になった。 何らかの納得できる結論に到達できたわけじゃない。 調べても正解はわからなかった。 男の方が今の自分に合いそうで、楽だと思った。 医者も両親もそちらを推めているようだった。 妥協のような選択だった。 とにかく俺は、男として決定づけられた。 当時の俺にとってそれは、予想以上の重圧になった。 だから俺は、偏執的に男になろうとした。 そのために、俺は自分の疑心暗鬼を処理する必要があった。 確かに自分には、男として疑わしい要素があった。 でも、自分はすでに男として後戻りはできない。 そして、俺が自分の女性的な要素に与えた言い訳が、 性同一性障害だった。 俺のロジックはこうだ。 自分は男である。 よって、自分に女のような部分があっても、 それが半陰陽のせいであってはならない。 自分は軽い性同一性障害であって、 そのために、男性だが女性的な部分がある。 むちゃくちゃだが、俺はこの理屈によって 自分の中の疑問を無視し、同時にそれを守ることができた。 俺は結局、自分の中に女を残していた。 それを守るための言い訳を作っただけだった。 男性化は、自分の命を保つため、 社会に受け入れられるために、必要な措置だった。 が、当時の俺にとって、その変化は恐怖だった。 脱衣所で毎日胸をマッサージして、それが膨らむことを期待した。 発生練習を真似て、高音を保つ訓練をした。 隠れて女児用の服を買って、一人の時に着た。 その言い訳はすべて、性同一性障害になった。 それが何の意味も持たないことは理解できたが、 自分で男性を選択した責任と、それに抗う後ろめたさ、 両親にこれ以上迷惑をかけたくない気持ち、 そういったものから逃れるために、 俺は自分の中で、MtFになっていった。 ※MtF=Male to Female 男性の身体を持つが、女性になりたいGIDの症状 中学、高校で俺は男子だった。 一応男で通ってはいたと思う。が、問題は当然あった。 中学生の時にはからかわれる程度で済んでいた問題も、高校では少し違う。 男女がはっきりと分かれる年齢になると、周囲からの俺への接し方もはっきりと分かれる。 それはよくある話。腫れ物のように避けるか、女の代用として求めるか。 それでも俺は、「MtF」だった。自分でその理由を見失っても、それを演じることは続いた。 その頃、子供専用のパソコンを与えられた俺は、MtFコミュニティの存在を知った。 俺は「仲間」を探した。 MtFを結局は男性なのだと理解していた。だからこそ、それを自分に当てはめた。 カミングアウト、HRT、そんな必要や選択も、俺にはない。 俺は根本的に無知だったし、失礼な考えしか持ち合わせていなかった。 そのために、俺はGIDコミュニティに参加しつつも、違和感と罪悪感を感じていた。 この頃、コミュニティで少人数オフの企画があって、俺も参加することになる。 15歳、初めてのオフ会。俺は初めて会ったIさんに、初めてのことを言われた。 「ニケさんって、もしかしてISじゃない?」 親と医者以外ではじめて、俺の「性」を見抜いた人だった。嬉しかった。 俺は隠していたこと、それを隠した理由、本当の悩み、遠慮なくIさんに話した。 Iさんからは、性の問題に対する考えや、処世術を教えてもらうことができた。 このへんまで、俺にGID繋がりがある理由。 どこまで書いたかな。ああ、Iさんに会うところまでだ。 オフ会の参加者の中で、Iさんは特別だったんだ。特別というか、余裕があった。 俺が分かっていなかった、MtFとしての悩みや決まり、常識がIさんにはなかった。 Iさんは自分が女であることに自信を持っていたし、それを実現させていたからだ。 俺はIさんが好きになった。なぜいきなり好きになったか、そんなことはどうでもいい。 Iさんは俺の気持ちや考えを知っていてくれる。先輩として俺にアドバイスをしてくれる。 弱気になった俺を叱ってくれて、身近に他人がいる安心感を与えてくれる。 俺はそれが欲しかった。だから、Iさんに対して好意を隠さなかった。 Iさんは3回目に会った時に、俺に初めてのキスをくれた。 それから俺は、他人と同じベッドで寝て、体を求め合う経験もした。 Iさんとは定期的に会い続けて、2ヶ月が経った頃、俺はIさんに依存していた。 俺はもう、それ以前の生活には戻りたくなかった。やっと開放された気がしていたから。 自分までもを騙すように、一人で病んでいくのは怖いことだった。 だから、いつものようにIさんに電話をかけた。出たのは、Iさんの母だった。 「もしもし、あの」 「○○のお友達の方ですか。」初めて聞いた名前 「○○って、△△さんのことでしょうか…。」 「ああ、そう。そう名乗っていたみたいで。」 「す、すみません。私は、△△さんと仲良くさせて頂いている者で、ニケと申します。」 「ニケさん?あなたがニケさんなのね。○○から聞いていましたよ。」 「ありがとうございます。それで、」 「○○ね、今朝亡くなったの。ニケさんも良かったら、お通夜に来ていただけるかしら。」 俺は返すべき挨拶も忘れて、呆然と通夜の日程だけを聞いて電話を切った。 お通夜、お葬式の詳細。 Iさんの家族は、初対面のはずの俺に、親切にしてくれた。 逆に気を遣わせるくらいなら、来ない方が良かったかもしれない。なんて自分に腹を立てながら、 俺はIさんから聞いた話、自分と会って、親しくなったこと、自分の前での様子なんかを話して、 Iさんが俺に宛てた遺書を見せられた。 Iさんの戒名は、男性のものだった。俺は、家族には「Iさんの彼女」だったと思われていたらしい。 事情を知らない人からすると、むしろ逆だったはずなのに、意外なことだった。 なぜかその事にやり場のない憤りを感じたけれども、それだけだった。 俺は、元に戻った。 友人が自殺したり亡くなったりということは、今でこそ悪い意味で慣れてしまったけれど、 その時の俺にとってはショッキングな出来事だった。 俺は学校に行かない日が増えて、反比例してネットに依存する生活をした。 当時メジャーになりだしたMMOにのめり込んで、一日の大半を仮想世界で過ごす日もあった。 勇者はネットでも勇者でしたww このへんまで、子供時代?というか、高校生時代くらいまで。 こういった経緯で、俺にとってGIDというのは他人事ではなくなります。 最初の方にも書いたけど、ここまでGIDの人たちと関わるふたなりは少数派みたい。 どうも性別の不自由な人は望む、望まないに関わらず短命になりがちな傾向があるようで、 俺が過剰に和音を心配していると思った方にも、そのへんを言い訳にさせてもらえたら幸いですww ネトゲ廃人化した俺は、大学受験に失敗して家を出ます [3ギップリャ] MMORPGのキャッチコピーにあるフレーズ。 就職は決まってないけど、働く喜びがわかりました 本当の人生(RPG)はじまる 今までの人生はなかったことにしよう 17歳の俺は、現実よりもネットゲームを居場所にしていて、 そこが、俺の世界の全てのような感覚さえ感じていて。 現実を拒絶する。何を差し置いても、それを最優先にする。 当時の俺にとって、現実逃避は半ば本能的に行われる行為だったと思う。 確かに、今思い出してみても嫌になる。 登校のために電車に乗る、そのためには日を浴びる。 日光の下では、醜いこの姿を隠せない。見られる。 店の窓ガラス、駅のアルミ柱、学校の鏡、同級生、 先生、通行人、全てに対して隠れないといけない。 不名誉なニックネーム、無視、気遣い、優しさ、 会話、肩が触れること、目が合うこと、そこに居ると気づかれること。 すべては避けるべきで、耐え難い苦痛だった。 高校の会議室。俺と、担任と、学年主任と、学校長。 俺は学校長から卒業証書を受け取って、一人で校歌を歌う。 出席日数の足りない俺は、ほとんど全教科で単位を落とした。 無事だったのは、最初から特別扱いだった保健体育と、 元々必要な日数の少ない情報や音楽、美術くらい。 なんとか受験して合格した大学も、とても通う自信は無くて、 親の説得を無視して、あても無いまま進学は諦めた。 先のことは何も決まっていなくて、考えたくもなかった。 俺は堕ちる感覚にも慣れてしまい、それが当たり前になって、 この忌々しい現実を無視する方法だけを毎日考えた。 補習とお情けで、同級生より1週間遅く高校を卒業した。 その次の日の夜、母が俺を刺した。 今は昼か、それとも夜だったか。寝たのはいつで、何時間前に起きたか。 最後に食べたものは何で、何を飲んだのか。何もわからなかった。 母は、そこから俺を脱出させた。 一緒に死のう 俺に与えられた、救いの言葉だった。 現実が急に輪郭を帯びて、俺は目を背け続けたことについて考えた。 俺は、両親が自分に性別を決めさせたことを恨んでいた。 自分が苦しむ大きな原因のひとつが、それだと思っていたからだ。 両親がその決定を俺に与えた理由も、考える気はなかった。 その代わりとして両親が背負ったものも、見てはいなかった。 俺が両親に何をしていたかなど、省みる余裕はなかったのだ。 もうずいぶん長い期間、治療も検査も放棄してきた。 力ずくで病院に連れていこうとする両親にわめいて。 俺は逃げ続けた。きっと俺は、母より長く生きられない。 だからせめて、今死のう。今なら、母と死ねる。 それでいい。母はそれを許してくれた。 最後まで逃げられる。それでいい。 鼻にチューブがついている。まだ自分の身体に感覚が戻らない。 ベッドに仰向けに寝ていて、薄い服を着ている。下は、紙おむつかな。 心電図、点滴の管、ベッドはカーテンで仕切ってあって。病院だ。 尿道カテーテルも入ってる。気持ち悪い。これは自分では抜けない。 行かないと。検査だと言って、記録をとられる。だから病院は嫌いなんだ。 強気にしていないと、私にとって必要ない検査しかしないのだから。 でも動けない。なら仕方がない。今はこのまま寝てしまおう。 医師に起こされるまで、そんなことを考えていたと思う。 ナースや医師、父、警官もやって来て、俺は覚えている範囲の事を喋った。 状況を聞かされて、整理した。命に別状があるレベルではなかったらしい。 2週間もすれば、退院できる。俺はその後、家を出ることにした。 また色々と省略したけど、高校卒業して実家を出るあたりまででした。 まあ、この手の人間にはありがちな話なんだぜ。 お父さん、私はお父さんを裏切ります。 二週間以上をICUで過ごす間に、俺は家を出る計画を立てた。 計画、と言っても、現実的な考えなど何もない。 何組かの服と、数週間分の薬、あとは普段の外出と何も変わらない荷物。 それだけを持って、俺は家を出る。 精神を病むと、自傷をする人がいるらしい。 手首を切ったり、髪を抜いたり、肌を掻き毟ったり。 俺の自傷は、家を出ることだった。 自傷の原因は、詳しくはわからないらしい。 自殺のため、精神の安定、血を見るため、 周囲の気を引くため、痛みを感じるため、 色々な理由があって、それは人それぞれらしい。 堕ちる。堕ちたい。病んでいたい。 そのために、俺は家を出たかった。 小さなスーツケースを引きずって、隣の県まで電車に乗る。 学校に通うために、いつも使っていた路線。 そこから乗り換えて、駅、繁華街、その裏。 やり方は知らないけれど、ここにいれば多分、 「ねえ、仕事探してる?」 ほら。 今思うと、俺の家出の原因は中二病です。間違いなく。 仕事?ww それって、どんなお仕事ですかぁ? 「夜のお仕事wwww」 うーんww 「ちょっとそこで話聞いていかない?話wwwwww」 でもわたし、男の子だしーwwww 「絶対嘘だしwwwwwwwwwwwwww」 だめ。 「今から仕事?出勤?」 違うよーww働いてるように見えるかなー?wwww 「いや、可愛いからどこのお店かなーって思ってwwww」 えーwwwwwwうそーwwww 「じゃあさ、俺とちょっと飲みにいかない?」 うーん、どんなお店? 「どんな店が好きなの?」 えーっとね、 ニューハーフの。 色々と省略はしてるよwwwwホストのキャッチとかただのナンパとかww 別に可愛かったわけではないwwwwww タクシーに乗って、駅の反対側。さっきよりも暗い場所。 "ニューハーフパブ"看板にそう書いてあって、 中はもっと薄暗くて、正面にお店の人が座ってる。 目の前で水割りを作って、ビールを飲んで、 隣の男の人はもう酔ってるみたいで、体を触ってくる。 渡された名刺をしまって、なんとなく笑って、 チェックは済ませたけれど、男の人はつぶれてる。 ホテルに連れ込まれたけど、そのまま寝てる。 一人で部屋を出て、名刺の番号にかけてみる。 「はい、○○○○です。」 もしもし。あ、おはようございます。 えっと、昨日の11時頃からお邪魔してた者ですけど、 「あー。□□さんといた子?」 あ、そうです。いただいた名刺からお電話差し上げます。 実は私、お仕事ないかなって昨日、そのwwww 「仕事って女の子の?」 いえ、ニューハーフの。 「ああー。ああ、はいはいはいはい。ちょっと待ってね。」 「今日の夜7時くらいにママがお店に出てくるから、 それくらい来てもらえるかな?」 はい、わかりました。ありがとうございます。 ママは、他の店子さんとは違う雰囲気の人で、 俺は少し緊張しながら説明を聞いて、質問に答える。 はい。いえ、経験は全くないんです。 「そうなのー。じゃあ教えてあげないとねー。」 はい、お願いします。 「顔出しとかは大丈夫?雑誌に載るのとか。」 えっと…ちょっとわからないので、待ってもらえますか。 「白黒の広告は?目線入りで。」 大丈夫です。 「上のお店も実はうちなんだけど、入れるかな。」 ヘルスですか。 「そう、こっちはお昼だけなんだけど。」 … 「広告だけ入れておいていい?」 わかりました。 ニューハーフにしたのは、身分をごまかしやすいと思ったから。 それに、これが自傷だから。 だから、最初からそのつもりだった。 俺が泊まることになった寮は5畳一部屋のアパートの一室で、 家賃は月に3万円。これは給料から天引きされる。 すぐ傍を線路が通っているのが、少し不満。 夕方からパブに入って、客を探す。 要求があれば、上の店で相手をする。 毎日、客が落とした金額の半分を受け取る。 これで、生活費と薬代には十分。 自分が生きている限り、この方法ができる。 ここにいる間、こうやって傷つく。 だから、何か嫌なものがわからなくなって、 起伏が減って、平和になって、 起きている間は草原を散歩しているようで、 寝ている間は知らない人間に犯されているよう。 「ニケ」 ん? 「ニケ、まだ眠たい?」 ううん、もう眠たくない。 「おなかすいた?具合はどう?」 だいじょうぶ。 「じゃあ俺仕事行くから。」 私、何か作っておこうか。 「何でもいいよ、ニケの食べたいもので。」 わかった。 「何か買って帰るものは?」 キャベツと小麦粉。 「じゃあね、ニケ。手錠見せて。」 ん。 「やっぱりかぶれてるね。足にかけようか。」 うん。 「痛い?」 痛くない。 店のスタッフをしていた男性の一人が、店を辞めるときに 俺を連れ出して、マンションの一室に住まわせた。 そのため、俺に自傷行為は3ヶ月ほどで終わった。 「ニケ、ただいま。」 うん。 「逃げようとした?」 してない。 「ご飯?ありがとう。ニケ、愛してる。」 うん。 「でも逃げようとしたよね。」 ううん。 「だめ。服脱いで。」 うん。 「まだ痛む?」 少し。 「ニケは俺が好きなんだよね。」 わからない。 「じゃあこれは好き?」 わからない。 ある日、玉ねぎが欲しくなった。 だから部屋の外に出て、店を探した。 手錠は外れなかったけれど、手錠ごと歩くことはできた。 服は同居人のを拝借すればいいし、靴も予備があった。 逃げるつもりはなかった。けれど、帰り道がわからなくなった。 結局、俺はそこに戻らなかった。 これで、実家出てからしばらくの黒歴史まで終わり。 ちなみに、所持金が無かったために玉ねぎは買えませんでしたwwwwww 本人(俺)が自覚してなかったため、別に監禁みたいな扱いにはなってないです。 この後k察に保護されるわけで。 [3な上温泉] まあ別にそこまで波乱万丈な人生やってるわけでもないので、 特にこれといって何かがあったわけではないんだけど、 自分が何をしてるのか、そんなこともよくわからない状態で マンションを抜け出した俺は、まず病院に入れられるんだ。 そのへんからかな。 少し上の方で、病院が嫌いだと書いた気がする。 あの頃の俺にとって病院は、嫌いどころではない、 絶対に耐え難い苦痛に思えていた。と、思う。 (これまでのあらすじ) 幼少期、自分の性別を決めることに悩み、GIDを自称する ↓ GIDコミュニティに参加し、親しくなったMtFと付き合う ↓ その恋人に自殺され、軽くメンヘラ ↓ ネトゲ廃人化して、母に刺される ↓ 家を出て水、さらに風に堕ちる ↓ 店の元スタッフにしばらく監禁される ↓ 自覚がないまま抜け出す←今ここ ↓ そして病院へ 俺の格好といえば、ひどいものだった。 サイズの合っていないワイシャツ、 手で押さえていないと落ちるズボン、 サンダルは足を上げると脱げるので引きずっていたし、 顔や手足は打撲とやけど、切り傷だらけだったのだから。 すれ違った人は無意識に、視線を逸らし避けていただろう。 ニケ、愛してる。 普通これを「歪んだ愛情」とでも呼ぶのだろうけれど、 俺にとってそれは別に、不快なものではなかった。 この頃の自分が何を思っていたのか、 思い出そうとしても、あいまいでよくわからない。 痛い、苦しい、熱い、そういった言葉では覚えているけれど、 感覚はもう忘れてしまっているのか、思い出せないのか。 「ねえちょっと、あなた、ちょっと。」 上の方で声がする。 「すみません、誰か。あの誰か。この子。」 「あれ、どうしたんだ。貧血かな。」 誰かに手首を握られた。痛い。 「脈はあるみたいだけど。」 「もう救急車呼んだから来るって。」 「ちょっとこの傷、交通事故じゃないの。」 「うわ、痛そう。」 サイレンの音が近づいてくる。 ストレッチャーに体が乗るのがわかる。 続いて救急車のドアがしまる音。 プラスチックの嘴のようなものに指がはさまれる。 手首に巻きついたのは血圧計で、 「荷物は持ってませんでしたか。」 「さあ。私が見たときにはもう倒れてて。」 頬を叩かれる。 「もしもーし。聞こえますかー。」 聞こえているけど、答えようとしても息しか出ない。 「意識レベルは…。バイタルは血圧以外、…。外傷がここと、ここと、…。」 「交通事故だよな。」 「わからないけど、発見者の人が交通事故っぽいって。」 「でもこれ、ここ。あとほら。」 「…虐待かもな。もしもーし。ちょっと失礼しますよー。」 服が脱がされる。 「あれ。ちょっとこれ。」 「あ、ええ。じゃあこの人男性だったのか。」 「あ、すみません。10代から20前後くらいの男性です、はい、男性。 いえ、我々も女性だと思ってたんですけど。はい。いえ、はい。あ、 いや、交通事故じゃなくて、虐待の疑いです、はい。整形外科ですか。」 しばらくして、救急車が動く。 救急車に乗っているということは、これから病院に向かうのだ。 俺は飛び起きて救急車を降り、病院へ行く運命から逃れる想像をしたけれど、 現実には何の影響も与えられなかった。 ここは病院。そう、また病院。 あの時、母から刺傷を受けて来たのも病院。 そういえば、あの時から私の時間は止まっている。 我侭で家を出て、遊んでいただけ。 救急搬送された日から、さらに一日が経ったらしい。 いつもおなじみの、点滴などのチューブが見える。 体中にガーゼや包帯が張り付いていて、全身が痛んだ。 「自分の名前は言えますか。」 「ニケです。」 「住所と、お父さんかお母さんの連絡先はわかりますか。」 「はい。書くので、ペンと紙をください。」 「ちょっといいですか。傷を治療する時に体を見せてもらったんですが、」 「はい。何か。」 「ニケさん、睾丸はどうしたんですか。」 「どういう意味でしょうか。」 「うちで検査を…」 「結構です。」 デフォですよねwwwwwwwwwwww 病院では終始こんな感じです。心が休まる暇がないwwww 「主治医の先生は誰ですか。」 「何の主治医ですか。」 「その、性別の、」 「外傷に関係あるのでしょうか。」 病院大嫌いww 虐待の疑い。さらに以前の事件。 ということで、警察が色々聞きにきたけれど、 俺自身に何も話す気がないとわかると、意外に早く諦めた。 外傷の方は、入院するほどのことではないけれど、 衰弱などの理由で、そのまま病院にいることになった。 病院から連絡を受けた父が、見舞いにきてくれた。 俺は情けないようで、また申し訳ないようで、 父の方に顔を見せることはできなかった。 入院が長引いたのは、たぶん複雑な大人の事情wwww この時、父には本当に申し訳ないと思った。 とまあこんな感じで、退院した俺は一時的に実家に戻ります。 [4ギップリャ] そうそう、話は変わるけどさ。 俺も、普通の男と付き合ったりしたことがあったんだぜ。これでも。 あ、前に書いた監禁みたいなのは除く。 監禁後保護されて退院した後に、実家に戻って世話になりながら、アルバイトを始めたんだ。 その時の話だから、まだ今以上に揺れていたというか、 自分で決めたはずの、男でいることに、頑なに抵抗しようとしてた頃だな。 俺がやったのは、コールセンターだ。 身分は免許証さえあれば良かったので、女だと言って働いた。 顧客からの質問に回答したり、クレームに対応したり。 営業はなかったし、水の接客に比べたらかなり楽だな。 ってのがその時の俺の感想。リハビリだと思って、暢気に働いてた。 で、そこの社員から告白を受けるわけだ。 Kさんは、アルバイトを監督するポジションの人だった。 Kさんには仕事帰りなんかに、よく食事に誘われた。 そのうち、休日に遊びに行ったりもするようになって。 俺も考えが甘かった。というか、そういう展開は予想してなかった。 普通に考えたら、女ってことになってる自分と男性が、 2人で食事に言ったり、プライベートで遊んだりする。 そのことが、どういう意味なのかわかるはずだろう。 でも俺にとっては自分が女として見られるなんて、 想像もできないことだった。 だから、kさんから好きだと言われた時まで、 俺にはそれがわからなかったんだ。 俺がわかっていようといまいと、言われてしまったのは仕方ない。 問題は、どうやって断るかだ。そう、断るかだ。 受ける?それは問題外だ。だって、女なんだから。 事情隠して女だって言って働いてる以上、バレるわけにいかない。 じゃあ、どうやって断る?彼氏…はいないともう言ってしまった。 好きな人…もいないって言った気がする。どうしよう。 好きな人が出来たとでも何とでも言って、早く断れよ。 今よりもっとヘタレな当時の俺。 なにより「実はふたなりでしたサーセンwwwwwwww」なんて、 好きだと言ってくれた相手に悪いしな。 俺は本当にヘタレだ。Kさんとの関係をずるずると続けたのだから。 明確な返事はないが、付き合いは続く。 Kさんはそれを、OKだと受け取ったんだろうな。当然だ。 いや、まずいだろそれ。だって俺、セックスとかできないぜ。 このままだと、それを求められるのも時間の問題なのに。 でも同時に、本当のことを知ってほしい。 そんな欲が、俺の中に生まれる。ほんと、俺の馬鹿。 まあそんな感じで、俺はカミングアウトとやらをしてみたんだ。 いきなりだったけど、遅くなるよりは良いかなと思って。 「Kさん、Kさん。」 「ん?なに?」 「突然で悪いんですけど、告白していいですか?」 「なんだよwwww俺のこと好きになった?ww」 「私実は、ちょっと病気があるんですよ。インターセクシャルって言って…」 「…だから実は私の体って、男性みたいな部分があるんですよねーww」 「えー、なにそれww小説?」 ああ、これが普通の反応なのかな。って思った。 「うーん、あのですねえ、…」 「え?なに?つまり男になりたいの?」 「あはは、そうじゃなくて…」 「ニューハーフ?」 「違いますよー、いいですか、…」 例えばこういう場所で、活字にして書くのは平気なんだけど、 人と、面と向かって説明するのって、けっこうきついよねww しかも、それが自分に好意を持ってくれる人だったりすると。 「本当なの?それ。」 「そうですよ。だから、私はあんまりお勧めできる物件じゃありませんwwww」 「いや、ちょっと待って。まだよく理解できてないし、正直驚いたけど、」 「ニケ、俺と付き合って欲しい。」 いやあ、予想を裏切られましたww そして、俺はKさんと付き合うことになる。アルバイトは、続けた。 当然すぐに、体を求められた。向こうは男性だからね。 無理やりや仕事以外では、それが初めての経験wwww Kさんは俺に同居を誘って、俺はそれに応じる。 実家に迷惑をかけ続けることが嫌に思えていたから、 歓迎すべき同棲だった。楽しかった。 ところで俺は、付き合いを続けるのが下手らしい。 そんな俺にとって、半年以上続いたKさんとの関係は、快挙だと思う。 楽しい同棲生活で活力を取り戻した俺は、2ヵ月後に就職する。 入れ替わるようにKさんは会社を辞めてしまったが、別に問題はない。 そのうちKさんに別の恋人が出来たが、想定していたことだ。 自分がその立場だとしても、普通の女の方がいいに決まってる。 ただ、Kさんがアパートを出て戻らなくなったのは、少しショックだった。 それでもそこは、楽しい思い出の場所だったので、俺はしばらくそこに住んだ。 あ、たぶんこれを書かないと誤解されると思うんだけど、 俺は別にKさんを恨んでないし、これが不幸だとも思ってないです。 当然の成り行きだし、Kさんには感謝しているのですよ。 ただこの時の俺にとって、それが当然の現実として、むしろ与えられた幸せな時間と感じることが 必要だったんだろう、とは今でも思うんだ。 こう言うのも悲観的なのかもしれないけど、 普通の女性と半陰陽が普通の男性を取り合っても、結果は見えてる。 と、あの時の俺は感じて、それを嘆かずに受け入れられたと考えてる。 まあもちろん、後ろ向きなのは否定できないけどなww まあ色々あって、俺が普通の男と関係を持つことに躊躇うようになったのは、事実だ。 いや、恋愛そのものだな。最初、和音にも自分と似たにおいを感じた。 「あ、似た経験をしたんだな」って、なんとなくわかることってあるだろ。それだ。 だから俺のこの先は、和音にいつか言われたとおり、傷の舐めあいだった。 身近にいただけの相手と刹那的にくっついて、すぐに別れる繰り返しだ。 まあそのへんはまた、需要がありそうなら詳しく書くさ。 では次に、逮捕された話でも。 2スレ目あたりに書いた、Iさん。みんな覚えてますか? そのIさんは、セクシャルマイノリティとして、俺の先輩のような人だった。 少々過激だったけれど、そのおかげで仕事を見つけられた。 俺がKさんと同居しながらアルバイトを辞めて就職する時も、 Iさんがしていた方法で、身分を偽ったまま、女として就職ができた。 俺は、いつかのIさんの足跡をたどるように、同じ職種に就いた。 IT系の仕事は服装の自由などが多いので、 GIDの人が、職業として選びやすいらしい。 女の社会保険は、役に立った。 保険適用の値段でホルモン剤を処方されることができたので、 金銭的にも、俺はかなり楽になったと思う。 だから俺は、アパートの家賃や光熱費を出して、 それまで生活費を負担してくれたKさんに恩返しができた。 そのうち、Kさんは仕事を辞めてしまった。 次の仕事を探したい。とKさんは言っていたけれど、 俺は、少し休んでいて欲しいと思った。 幸い自分の収入だけでも生活には困らなかったし、 家にいる間、一人になるのは寂しかったから。 Kさんは次の就職先を探したけれど、なかなか見つからなかった。 俺は内心それを喜んだけれど、Kさんにとっては深刻な問題だったようだ。 Kさんは次第に、俺に嫌味を言うことが多くなった。 「ニケは何でもできるからいいね。すぐに仕事を見つけるし。」 そんなことを言うようになったKさんを、俺は休みのたびに外に誘うようにした。 2人で出かけて食事をして、カラオケに行ってホテルに一泊する。l それが、休日の定番になった。 カラオケはKさんも気に入ったようで、平日の夜中にも時々、2人で遊びに行った。 俺が仕事でいない時は、ネットで知り合った人と行っているようだった。 「ただいま。あれ、Kさんも今帰ったとこ?」 「カラオケ行ってた。」 「またなんだww」 「悪い?」 「悪くないよww 今日もいつもの子なんでしょwwww」 「うん。そうだよ。ニケの事話したら、会いたいって言ってた。」 Kさんはいつも、同じ人と2人で遊びに行くようだった。 その頃から俺は、Kさんが自分だけの人だと思わないようにした。 そんな俺の気持ちを読み取ったのか、 それとも、Kさんの心変わりが先だったのか。 Kさんの態度はだんだんと、俺から離れていった。 それでもまだ、それは俺にとって満ち足りた生活だった。 でもある日、俺はそれを壊してしまった。 「ニケ」 「Kさんおはよう。私、仕事行ってくるよ。」 「俺の仕事も探してよ。」 「無理だよ。Kさんが自分で探さないと。」 「なんでもできるからね、ニケは。俺みたいな馬鹿の仕事は探せないか。」 「もう、いい加減にしてよ。」 そう言って、会社に向かった。 帰ったら、Kさんの荷物が無くなっていた。 俺はいつものように靴を脱いで、手を洗った。 買ってきたものを冷蔵庫にしまって、下ごしらえをする。 洗濯物を取り込んで畳んでから、料理を仕上げる。 一人分の食器を並べた時、もう一人がいない事がわかった。 このへんまで、前回の補足ww Kさんの意図はわからないけれど、アパートの契約はそのままだったので、 俺は毎月家賃を振り込んで、そこに住み続けることができた。 いつものように銀行で家賃を振り込んで、会社に向かう。 駅の改札で、財布が無くなっていることに気がついた。 すぐに駅の交番に寄って、紛失届けを書く。 幸いにも銀行の近くの交番にあるようで、すぐに行けば返してもらえるらしい。 会社には少しだけ遅刻する連絡をして、道を引き返した。 交番に着くと、目つきの悪い警察官が財布の特徴や、現金の額を聞いてきた。 「その財布に入っていたのは、それだけですか?」 「はい、それだけです。」 「他の人のカードとか、入っていませんね。」 「え?いえ、入ってません。」 「じゃあ、これは何でしょうかね?」 その警察官は目つきが悪かったのではなくて、 偽造の身分証を持っていた俺を、睨んでいたのだった。 俺ドジすぎwwwwwwwwww 元々持っていた身分証、女として就職するために作った身分証、 就職してから出来た、新しい身分証など。 俺は、その三種類の身分証を持っていた。 当然、これらを同時に持ち歩くことは避けていたけれど、 その日、財布には二種類の身分証が入っていて、 しかも俺は、その事を忘れたまま交番にそれを取りに行ってしまったのだ。 「あの、すみません。」 「なんだ。」 「トイレ、行きたいんですけど。」 「…お前、男なんだよな。」 「はい、まあ一応。」 「いつも、トイレどっち使ってる?」 「今は、女子です。」 「……婦警呼んでくるから、ちょっと我慢しろ。」 パトカーがきて、それに乗って本署に連れていかれた。 手錠と腰紐をつけられて、取調室に入る。 「お前、豚箱入るからな。これから。」 「はあ…」 「昨日来たおっさんと、同じ部屋にしてやるぞ。」 「…」 「どうだ、嬉しいだろ。誘うなよお前ww」 「…」 「何とか言えよ、オカマ。」 取調べといっても、特に内容のない時間の方が多かった気がする。 とにかくその日の取調べは終わって、刑事の予言通り、俺は留置所に送られる。 正式な身分上は男性なので、当然男性留置所だ。 身体検査には、特別に婦警が呼ばれた。 しかも白衣の着用が許されて、下半身は金属探知機だけで済んだ。 留置所内での移動には、ついたてが用意されて、 俺の周りを5人ほどの警官が囲む、異常な光景になった。 独居房に入れられた俺は、そこで一晩を過ごす。 まあこっちは犯罪者なんだから、罵られるのは仕方ないww ただ、留置所も明らかに持て余してただろうな。 扱いにくそうだったし、常に複数人がついたてで隠してたしww 二日目の取調べは、俺の体についての説明で終わった。 「だけど、裁判所の人はわからないぞ。」 「どうする?」 「うーん、お前はどう思う?」 「ふたなりって書けばいいんじゃないっすか?」 そして、また留置所。 「お前もその方がいいだろう。」と入れられた独居房だが、 一人で夜を過ごすのが、一番の苦痛だった。 もちろん、自分の容姿で雑居房に入るわけにいかない事は分かったので、 外の道路を走る車の音に耳を傾けながら、その日も一人で明かした。 「51号、お前、また何も食ってないのか?」 「すみません。ちょっと食欲なくて。」 「ちょっとでいいから、食え。まずくはないだろ?」 「はい。もう少し待ってくれませんか。」 「身分証を書き換えたのは、働くためだけです。」 「なんで働くのにそんなことする必要があるんだ。」 「男性では、なかなか就職先が見つからなかったので。」 それから、自分が女として通用することを、最後に確かめたかったから。 「そんなもの、オカマバーとかいくらでもあるだろうが。」 「…」 「そういう仕事がしたいからオカマになったんだろ?男相手の仕事を。」 「いえ、先天的なものですから。」 留置所に戻って昼食。 「ここで休憩していいぞ。今なら誰も来ないからな。」 「はい。」 「タバコとか吸うのか?」 「いえ、吸いません。」 「ヒゲを剃るなら、…ヒゲ生えてないな。」 「はあ。」 また取調室。 「この書類は、裁判所に送る。それで、」 「それでまあ、多分審判なしで終わるから。」 「そうですか。」 「今日のうちに、書類書き上げるからな。」 「はい。ありがとうございます。」 「お前のことはふたなりって書くぞ。」 「はい。」 「ところで、性別を変える方法もあるって知ってるか?」 「はい、知ってます。」 「戸籍も変えられるんだぞ、そうしろ、お前。」 「…。」 もう一度留置所に戻されて、その後、開放された。 これで罪歴の告白と、留置所レポ終了wwww 身分を偽って生きている方は、くれぐれもご注意くださいww 今はまだここまでしかまとめてませんwwサーセンwww ほんのちょっとまた編集してみました
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量産型ニケ 中央政府の依頼により三大企業が制作するニケの大半を占める。 ニケ制作において適合者が選ばれニケとなるが多くは量産型と呼ばれる数パターンの外見をもつクローンのような存在となる。ニケ製造の初期はゴッデスに憧れニケに志願した娘が同じ顔の量産型となり家族が抗議する事例もあった。殆どは脳とニケの体の齟齬を防ぐため記憶消去を受け人間だった頃の記憶は覚えていないのが普通。中にはピナのように人間だった頃の職業を体で覚えていたり個体差がある。 量産型は数多く生産されており任務は対ラプチャー、対テロ、資源の発掘など多岐にわたる。 中央政府はニケ自体を消耗品としてみており、とくに量産型はその傾向が強い。資源発掘のための坑道を放棄する際にラプチャーに再利用されるのを防ぐために爆破処理されることになった。そこで資源発掘任務に当たっていた量産型ニケは耐用寿命を過ぎているという理由で中に残したまま爆破処理しようとするなど使い捨ての備品扱いをされている。 物語内でかわいそうな目に合うことが非常に多いのでいつか幸せになって欲しい。
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登録日:2012/01/09 Mon 06 05 54 更新日:2023/02/24 Fri 06 10 36NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 KEI LORDofVERMILION LoV アフロディーテ 使い魔 神族 菅谷弥生 超絶号令 LORD of VERMILIONに登場する使い魔の一体。 CV:菅谷弥生 【LoV1】 まずはこのカードの特殊を見てくれ こいつをどう思う? 味方の施設が全て封印される代わりに範囲内の味方全ての攻撃力、防御力、移動速度が大幅に上がる。 ただし、効果終了後に自身は死滅する。 アレス「うはwww先輩じゃないっすかwwちっーーすwwww」 ミカエル「アウェイクもアディションも無い時代に流石っすwww俺らみたいにハズレア扱いっすかwww」 流行しました アレ・ミカ「え?」 OK まずはカードスペックを見てみよう。 ■種族:神族 ■レアリティ:R ■コスト:20 ■HP:430 ■速度:4 ■攻撃属性:炎 ■弱点属性:闇 ■ATK:45(複数) ■DEF:45 ■スキル:― ■特殊技:女神の献身 味方の施設が全て封印される代わりに範囲内の味方全ての攻撃力、防御力、移動速度が大幅に上がる。 ただし、効果終了後に自身は死滅する。 特殊技により効果を消すことはできない。 特殊技ゲージの溜まりが非常に遅い。 ■Illust:KEI 【DATA】 ■身長:もう少しあると…… ■体重:もういらないデス! ■好きな鳥:はとぽっぽ ■好きな花:バラ ■好きな星:金星 ■別名:泡の女神 生命の海原より 泡のように生まれいで。 儚く消えゆく時の子らよ その命果つるまで 恋し愛して 新たな泡を紡ぎ出し 無限の闇空を いつかその輝きで満たしておくれ 汝ら小さなうたかたこそが この世界を 銀河を 鮮やかに彩るものたちなのだから 「うたかたのための幻想曲」より抜粋 ではアレス(2速、複数、条件 ゲート内の使い魔1体を生け贄+効果後死滅)、 ミカエル(4速、単数、条件 アルカナストーンが減る+効果後死滅) と比較してみよう。 ATK,DEF+40 SPEED+2 5.5C アレス・ミカエルの最大時の上昇量とほぼ同じ。 4速 アレスと異なる点 これにより特殊が溜まるまで逃げる事が容易になる。 また、追いかけてエクセレントを取る事もできる。 複数 ミカエルと異なる点 号令の効果時間は限られる。 一度に多くの敵を葬るのに複数は相性がいい。 他種族でも同等のステータスアップ 両方と異なる点 客将を呼んで使う事も可能 20コストなので自身を客将として他種族に出張させることが可能。 そして最大の特徴は アフロディーテが死滅すると味方施設の封印は解除される つまりデメリットは アフロディーテの死滅のみ さらに当初は 特殊使用前に相手に封印された味方施設の封印も解除する という素敵仕様。 効果中は施設が封印されるとはいえ、 戦闘時に必要なのはサーチのみ。疑似アウェイクである。 使い方は アルカナ運送+敵殲滅 4速韋駄天で相手を逃がさず狩る の2択 流石に開発も事態を重く見たのか、Ver1.32の修正にて 5.5C→4.5C 発動前に封印された施設は復活しない の修正を受け強カードの座に落ち着いた、強カードの座に。 このアフロディーテの反省からアレス・ミカエルは誕生した。 特殊とスペックがかみ合ってないのは仕方ないね。 と思いきやRe2.1にて旧アフロディーテと同じ特殊のエリスが登場した。 4C 4速 15コスト 複数攻撃 ATKDEF+40 あれ? 最強じゃね? しかしバグにより封印解除時敵封印施設と同じ施設が解除されないので使用率は奮っていない まあバグが修正されたら使われるのは明白な強さだけど…あ、ミカエルさんいたんすか? LoV1よりも強力な号令がインフレしているRe2の環境では考えられないが、死滅特殊を持つアフロディーテは流行したのだ。 一時代を築いたアフロディーテもLoV2になりリニューアルして帰ってきた。 ■種族:神族 ■レアリティ:R ■コスト:10 ■HP:450→410 ■ATK:20→30 ■DEF:40 ■移動速度:4 ■攻撃属性:炎 ■弱点属性:闇 ■FS:Wゲート サーチ ■SS:- ■特殊技:ローゼンシュベルト 範囲内の敵1体に炎属性の大ダメージを与える。 さらに、敵サーチアイを封印中は威力が上がる ■Illust:KEI 【DATA】 ■身長:もう少しあると…… ■体重:もういらないデス! ■好きな鳥:はとぽっぽ ■好きな樹:花梨 ■好きな季節:春 ■別名:愛の女神 この世界 混沌が始まり ならば世界 混沌に返すべき 「何度も 神とても 産み増えるもの 留められないの」 泡の如き 貧弱な命 何の価値もない 消え去るべき 「弱くとも その命を 繋ぐこと それが美よ」 いずれ世界 虚無に堕ち 形失い 沈む深淵に 「無形の闇を 満たすもの しかと知れ 無形の愛と」 「混沌の使者とのセッション」より抜粋 SPアフロディーテ ■Illust:KEI SPラクシュミーとイラストが繋がる 【DATA】(SP) ■身長:もう少しあると…… ■体重:もういらないデス! ■出自:泡 ■別名:キュプリス ■好きな花:薔薇 ■好きな星:金星 愛というものをよきものとして捉えることに異論がある。 それこそがすべての悩み、問題の根幹にあるのではないか。 愛の神よ、諸悪の根源は汝ではないのか?! 「すべての物事の始まりは、愛よ。 愛を否定したら、何も始まらないわ。 そもそも。善悪で物事を捉えること自体、不毛だわ。 愛は、愛よ。それ以外の何者でもないわ」 LoV1の超絶号令とは打って変わって今回はシンプルで使い勝手のいい炎ピンダメ(ATK180、サーチ封印時240) ちなみに威力は海種のメガロドンと同じ さらにFSにWゲート、サーチを持つ、全種族の10コストの使い魔の中でもトップクラスの性能を持つ その性能の高さから、不死のジャンヌ・ダルクと共に客将候補に挙げられる事も多い LoV Re2への大型バージョンアップに伴い多くのカードがエラッタされた。 そんな中アフロディーテのFSはそのままだった。一方鮫はWシールドを剥奪された。 同じ威力の10コストピンダメにも関わらず。 どこで差が付いた。 メガロドン「…………」 ちなみにLoV Re2.1の稼働に伴いエラッタされ、シールドが付いた。よかったな鮫。 【余談】 アフロディーテはギリシャ神話のオリンポス十二神の一人に数えられる女神。 イラストはKEI氏の可愛い女の子である。 どのイラストも非常に魅力的。 しかし ギリシャ神話では夫のヘパイストスを差し置いて、 軍神アレスやアドーリスを始めとする様々な男に不倫する尻軽女もといビッチだったりする。 これから ヘパイストス「アフロディーテは俺の嫁!」 こっちに不倫した。 アレス「アフロディーテなら今俺の横で寝てるしw」 ヘパイストス「おいふざけんな雷弱点付加すっぞゴラァ」 ※アレスは生前はイケメソだったんです、生前は。 旧アフロディーテとアレスの特殊が似ているのは不倫相手だったから…かもしれない。 エリスもアレスの妹である。やはり関係あるようだ。 ミカエル? 誰それ? 幼女プリキュアアコちゃんの母親とは同性同名の他人です。 神技! ローゼン冥殿! 範囲内の敵1体に尻属性の大ダメージを与える。 さらに、追記・修正中は威力が上がる。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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リリアナ・ヴェス(R) No 007 名前 リリアナ・ヴェス コスト 25 種族 不死 HP 480 移動速度 3 ATK 40 DEF 80 攻撃属性 炎 攻撃対象 単数 弱点属性 光 フィールドスキル ゲート・Wサーチ サポートスキル - 特殊技 不可視 分類 特殊 特殊技効果 範囲内の味方全てが一定時間、透明になる。だだし、移動行動以外をした場合、透明が解ける。 効果範囲 自身中心・円形 イラストレータ Aleksi Bricolot DATA 身長 1.70[meter] 「世界を統べる?」そんなものに興味はないわ。どうせ人なんて裏切り合うもの。今日が同じ旗のしたにあろうと、明日飲み交わす杯が毒入りでないとどうして判る?でも、いいわ。暫くはその戯言に付き合ってあげる。私が飽きるまでだけどね。 体重 50[kg] 生息地 多元宇宙 長所 カリスマ性 短所 腺病質 価値 若さと美しさ 考察 ヴァンパイアロード(LOV1)と同じ特殊技を持つ使い魔。 特殊技効果は5Cの間、相手の画面(ミニMAP含む)に映らなくなる。 【不可視終了条件:5C経過、敵に攻撃する、敵アルカナに乗る((アルカナが割られきられていた場合終了しない))、相手に割られようとしている味方アルカナに乗る、敵施設に乗る、味方施設を直す、敵の特殊を食らう((ボクオーン等パニック系の、一部終了しない特殊もある。また特殊技の範囲に不可視状態のキャラがいる場合、対象数がミニマップに表示されるので目印になる))、味方が特殊を使う((サーチ解除、罠解除等一部終了しない特殊もある))、USを使う】 戦闘中不利になった場合でもいきなり透明になって逃げるなんて荒業も。 自身もWサーチのため、自身で封印やシーリング、特技を合わせるともはや特定するのは至難の技。 ヴァンパイアロード(LOV1)と比較すると、コスト25で速度3と使いやすくなったが、スキルシールド系を失ってしまった。 LOV1のアルカナロード型を再現するなら、パーティにシールド持ちを入れるか、USを有効活用しよう。 余談 MTGからのゲストキャラの1人。屍術を操る闇の魔術師。 若く見えるが、それは悪魔との契約によって20歳代の美貌を維持しているため。実際の年齢は一世紀を超えるらしい。 公式ストーリーでは野生語りのガラクと対決し、とあるアイテムの『呪い』によってこれを撃退している。